秋作業の終わりと冬支度

前回の投稿から2ヶ月ほど空いてしまいました(スミマセン)。

こちらの仕事とは別に、出稼ぎとして稲作作業に出向いているのですが、稲刈りと付随する作業は10月中旬に終わり、後始末等を終えて10月の終わりからようやくこちらの作業に完全復帰しました。

ただ、その間全く作業できなかったわけではなく、雨続きで稲刈りが止まった時などを利用して、夏季作付けのバジルの廃棄(全く売れなかった…)や、冬季作付けのほうれん草の播種などを行いました。

復帰後にほうれん草の苗の移植を済ませ、それからは冬支度として「魚タンクにフタをする」と「野菜ベットエリアの二重ハウス化」に向けた作業を開始、今日時点では魚タンクのフタは完成、二重ハウスは骨組みはできていて、そこに張るビニールの入荷待ちの状態です。

また、魚タンクのフタのために作った枠の影響で、メディアベットの排水パイプの高さを上げる必要ができたため、9月に計10個に拡張完了したトロ舟を一旦解体して足場ブロックの追加、配管のやり直しという大工事が発生したものの、そちらもつい二日ほど前に終えることができました(不調だった排水状態も改善したので良しとしています)。

現在はほうれん草の成長を見守りつつ(写真)、冬季間の水温をどうやって上げるかを思案しています。

実験栽培を始めた一年目の冬は、最初に用意した1kwヒーター二本で過ごしましたが、真冬の最低気温0℃前後の雪国では終始設定した18℃に届くことはなく、幸いティラピアは死なずに済んだものの、春先に来た電気代の請求書を見てびっくり。

二年目の去年は同型のヒーターを一本追加した上で、水流を夜間はヒーターを投入した魚タンクと貯水タンクの間のみとし、昼間は逆に野菜ベットと貯水タンクの間のみとして水温の低下を抑えるように試みましたが、明確な効果は感じられず、電気代は抑えられたものの、野菜が全く育たないという結果となりました。植物はやはり夜間にぐっと育つのですよね…

ということで三年目の今年は、ヒーターの追加など電気をこれ以上使う方向ではないやり方で保温が出来ないものかと考えた末に、フタと二重ハウスを思いついたわけです。ただ、それだけではやはり不十分だと思うので、加温の方も検討します。

最後にメディアベットで栽培中の各種ミントは、収穫時期もそろそろ終わり、また改修工事のため、切戻しをしたので、今期の販売は終了しました。購入してくださった皆様、誠にありがとうございました。来年は種類も大幅に増やし、セットメニューなども充実して販売しようと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

2022年11月09日